January 13, 2007
普通じゃないノーマルなデザイン?!
designを日本語にすると「企る(=タクラミ)」という訳し方もあります。
今回、ノーリツ鋼機のフォトリデザイン活動は、当然ながら、意匠や図案なども狭義で意味しますが、本当の意味は「再びタクラム」ことを指しています。ノーリツ鋼機はミニラボ機という小型現像処理機を世の中に生み出して約半世紀、写真業界に大きな「タクラミ」をしてきました。写真業界にデジタル化が押し寄せる中、大きなムーブメントを再びタクランでいるわけです。
先日も伝えたように、もっと便利に、もっと使いやすく、そしてもっと飾りたくなるようなお洒落なフォトアイテムの創造を合言葉に展開するフォトリデザイン活動の第一弾は、3組のプロダクトデザイナーによる、ノーリツ鋼機ブース内にて、フォトプロダクト、プロトタイプモデルを提案し、ご来場の皆様に「もういちど、写真にしてみたくなるようなタクラミ」を発表することです。
今回のミーティングは、3組のうちの最後、normalの代表、ロス・ミクブライドさん。
社名はnormal。
でも彼の作品は、普通じゃない“normal”なものばかり。
たとえば、この作品。
一見ノーマルなティーカップ。
しかし、受け皿には、模様だろうか・・・?なんだろう・・。

でも、受け皿の上に、ステンレス製カップを乗せると・・・・。

反射して「thank you」の文字が・・・。
・・・普通じゃない。
ロスさんの一流の遊び心なのか?!
彼なら、ノーリツ鋼機の「design=タクラミ」を理解し、そして賛同してくれそうだと直感的に思いました。
そして、とにかく会ってみたかった。
年が明けて、ようやくロスさんとお会いすることができました。
ロスさんは、アメリカ人。打ち合わせの中、ご実家で撮ってきたある写真を見せていただきました。壁中、写真だらけ。アメリカでは写真を自分の家族を知り合いや友人にプレゼンテーションするための重要なツールとしているようです。映画では良く見る光景ですが、写真が暮らしの中に染み付いているリアルな光景を目にしました。
日本人にはたぶん照れくさくて、まねの出来ない文化かもしれません。でも、いい文化だなーと思った。写真をとにかくたくさん飾るとはいかないまでも、撮った写真を使って、何かのツールとして存在し、そして役立つのであれば、新たな写真の大きな流れを作ることができのではないかと感じています。
ロスさんと奥様のまどかさん。
ロスさんには、普通じゃない、ノーマルなデザインに期待しつつ、ノーリツ鋼機として、もういちど、写真にしてみたくなるようなタクラミをご来場の皆様には提案していきたいと思っています。
normal WEBサイト
http://www.normal.as/


