ノーリツ鋼機は、皆さんご存知のように、写真プリント機器メーカーです。街の写真屋さんにある現像プリント機器の約半数がノーリツ鋼機のものであります。今回、一流の写真家の皆さんの写真をプリントし展示するということは写真プリントの追求であり挑戦であります。街の写真店でできるプリントが、プロの写真家を納得させ、どこまでの質感や色合いを出せるのか?そんなお話もふくめながら、写真プリントというテーマで、テラウチマサトさんと鈴木理策さんに対談していただきました。
「写真プリントから広がる世界」、このタイトルで対談は始まりました。やはり、お客さんは更に人数を増し、会場の外まで人波が続いていました。
お二人ともなんとも自然な感じで、テラウチさんが一ファンとしての目線で、質問を投げかけ鈴木さんが答えます。昨年の写真展覧会の展示作品風景をスライドでながしながらのトーク対談ではじまり
話が続く中で、鈴木さんの写真作品、雪の写真の白色の決定基準の話や、ピントが合っていない写真の中で部分的にピントを合わしている理由など、なかなか聞けないお話がありました。後者を簡単に説明すると、人間は微妙にピントの合っていない写真を見たとき、その写真の中でピントの合う箇所を探すそうです。その箇所に目線がたどり着いた時に「見る」という行為が成立するとおっしゃっていました。なんとも奥が深い。。
テラウチさんの写真の基準値の話では、写真プリントの良し悪しの基準値がないことが問題だとおっしゃっていました。確かに氾濫する写真の中で、何が真実なのか見失われているような気がします。
今回展示会フォトギャラリーに飾ってあるお二人の写真プリントのお話では、ノーリツ鋼機の確かなプリントクオリティを写真家としての立場から、お褒めいただき本当にありがとうございました。今回挑戦であったプリントに何とか対応できたことを嬉しく思います。
終始なごやかなムードでの対談は、写真プリントの難しさだけでなく、学術的な話も入ったちょっとハイセンスな内容でしたが、お客さんは、うなづかれたりメモを取ったりしている方も多く、写真の深さを知ることができた対談だったと思います。
最後に、トーク終了控え室で、「写真とは?」という質問をお二人に投げかけてみました。
パシャ。。
テラウチマサトさん、鈴木理策さん、楽しく勉強になるトークライブ、本当にありがとうございました!!!
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